雨で一週間延びた2回目の自然学習“夏の昆虫採集”が、秋晴れの下実施されました。
手に虫取り網と虫かごを持った元気な子ども達に加えて、お父さんを含む40名近い保護者の方も参加され、にぎやかに創造の森へ出発しました。
創造の森の入口を入ると、春とは違った草のにおいや鳥の声を感じながら、おまつり広場へと向かいます。
広場では、年々昆虫が減ってきている事、なぜ昆虫が必要なのか等、今から昆虫採集をするにあたっての注意点や、捕まえた虫の観察のポイントを、育成会から話しました。
さあ、出発です。
おまつり広場から山道を進み杉林の石段を登って、広場まで進みます。
到着後、採集の注意点を聞いていよいよ自由に虫を探します。
草むらを飛び交う虫を追いかける子どもたちの元気な歓声が青空に響き渡りました。
40分間の採集活動の後、子どもたちのカゴに入っていたものは、オオカマキリ、チョウセンカマキリ、コカマキリ、ショウリョウバッタ、ショウリョウバッタモドキ、ツチイナゴ、オンブバッタ、エンマコオロギ、コアオハナムグリ、ナミアゲハ、キタキチョウ、マツムシモドキ、ヤマトフキバッタ、クルマバッタ、ナナホシテントウ、ヤマトシジミ、クダマキモドキの仲間などでした。
虫が苦手で捕まえられない友達もいるので、今年はクラス毎に集まってお互いに見せ合う事にしました。そして、観察した後はできるだけ昆虫を元の場所に返してあげました。
予定の時間をかなりオーバーしておまつり広場に戻り、さあ、おまちかねの“おにぎりタイム”です。
走りまわったのでおなかもすいて、みんな本当においしそう!
自然の中でおにぎりをほおばりながら、育成会の人から聞く昆虫の面白い話には、朝とは違った目の輝きを感じました。自分の手で触れてみた昆虫に、きっと何かを感じてくれたのでしょう。
次回は、秋の創造の森探検です。その頃には、森の様子もすかっり変わってまた子ども達を驚かすことでしょう。
同じ所を6月と9月の2回草刈りをしているのですが、今年は草の伸びが旺盛でした。
湿度も気温も高かったからでしょうか。
草を刈っているドンジリ通りには、植樹した種名不明の桜がありますが、葉が枯れたようになり、紅葉を見ることなく散ってしまいそうです。
ただ鳥が運んできた種で育っている山桜は元気です。
ドンジリ川の上を赤とんぼの仲間が舞い、森の中ではドングリの青い実が所々に落ちていました。
今年の実りはどうかな? 夏の暑さに耐えてくれたかな?
梅雨が明け、真夏を迎えた森の生き物観察をしました。
開けた草地ではイネ科の植物に混じって外来種のハナハマセンブリのピンク色の花が目を引きます。その草を虫網でなでると小さいバッタ類が沢山網の中に入りました。
バッタやオオカマキリは羽がまだ短いですが、形は一人前の姿をしていました。
草地の脇には、水溜まりがあります。トンボの産卵場所であり、冬の終わり頃にはヤマアカガエルの産卵場所でもあります。
きょうも黒っぽいオタマジャクシがいました。
真夏の太陽がサンサンと照り浅い水辺は干上がってしまうのではないかと心配しています。
この時期に見るオタマジャクシは初めてで、産卵時期が一番遅いヌマガエルかもしれません。
林の中に入ると足元からチッ!!と声?を出してあちこちから飛び出したツクツクボウシ。
ヒラヒラと林間を飛ぶ2頭のサトキマダラヒカゲやいろいろなシャクガの仲間。
キノコのセイタカイグチがあちこちに出ていました。背丈がいつもより半分しかなく細くひ弱でした。例年だと梅雨明け後はいろいろなキノコ見られのですが、ほとんどなかったのが残念でした。
保育園で秘密基地を作る材料を創造の森のヒノキ林まで採りに来てくれました。
前日の雨で橋と階段が滑りやすく心配しましたが、上手に歩いていました。
伐ったヒノキの材や枝葉を集積している所から、各々が気にいった材を見つけて集めました。
もぐらの穴に手を入れたり、朽ちた材に虫がいないか探したりと動く生き物に興味を持つ子もいました。
園児は帰り道も安全に園まで帰れるよう両手に物を持たないで、保育士さん、大人達が手分けして材料を持って帰りました。
きょうは、材料集めだけでしたが、虫達にも会いに来てください。
明るく、元気な子たちと育成会も楽しみました。
ありがとうございました。
おおよそ2年ぶりのドンジリ川南岸の草刈りをしました。
ドンジリ川を挟んで北側が西宮市の管理する森 (=育成会が森林整備をしている森)です。
そして東山台桜通りや歩道は役所が適時草刈りや、清掃などしますが
ドンジリ川南岸のフェンスの内側の堤までは、過去に一度も草刈、清掃をされたことはありません。
あまりにも雑草が生い茂ってその中には、住民の捨てたとおもわれる大きな枯れ木、
松の倒木なども有り、景観が良くありませんので、育成会で、2-3年に一度草刈りをします。
前回はおおよそ2年前の6月に行いましたので、2年ぶりの草刈となりました。
7月3日と今日の2日間に亘りS氏と堤の東西から始めました。
途中S氏が「キイロアシナガバチ」に3度にわたって刺されるというアクシデントありましたが、大事に至らず幸いでした。
(夏の作業はハチや、虫に注意が必要と同時に、対策の用意も必ず必要です。ご注意を!)
松、トゲのあるアキグミ、ウツギなどの間に大きくなったイタドリ、ススキなどが生い茂って刈払機は狭い場所の為慎重な作業が必要でした。
草刈り後は、写真のようにドンジリ川北側からの景観もすっきっりとしました。
道路を通る市民の方たちにもすっきりとしたしたはずです。