定例活動 2025.4.12

本日の定例活動には11名が参加しました。

 

毎年この時期に展望台の見晴らしを邪魔している木々の伐採を行います。前回の活動では、通常は伐採しない落葉樹のクリやコナラを思い切って伐ってしまいました。そして残したヤマザクラが今日はかわいらしい花を元気に咲かせていました。

 

今日の活動では、成長の勢いが凄まじいヤマナラシやアラカシの伐採を手がけました。なんと言っても急勾配の斜面でチェーンソーを構えると、足がズルズル滑り落ちます。安全な立ち位置を確保しながら狙った方向に伐倒するのは良い経験になりました。

チェーンソー伐採の場所よりもさらに下の斜面では、若手とベテランがペアを組んで、アラカシを手鋸で伐採しました。急斜面なので、ロープも使って伐った木が斜面の下に滑り落ちてしまわないように気を付けました。

 また「伐ることに集中しすぎて周囲の危険を疎かにしてしまいがちです。伐るのを一旦やめて、周囲の安全を確かめたり、樹の揺れを確認することも、伐ることと同じように大切です」と、ベテランの助言もありました。

 

 伐採後の大量の枝葉は長さを揃えて、同じ方向に積み上げますが、バケツリレーの様に皆で協力して軽快に運ぶことができ、2時間ほどの作業時間で、とてもきれいな斜面が出来上がりました。展望台からの眺めはもちろん絶景です。