東山台小3年自然体験学習 2024.2.7

今日の冬の自然体験学習で四季を通しての体験学習を終えました。

 

寒い冬に生き物はどうして過ごしているのか、土の中、朽木、樹皮の中を探しました。ミミズ、オオゴキブリ、キマワリ、ツヤアオカメムシ、エサキモンキカメムシ、ムカデ、ヤマオオアリ、ゴミムシダマシ科の幼虫など、観察した後はその場で放しました。

 最初に児童達が森にやってきたのは5月の新緑の頃、木々は青々とした葉を付け、その中から決められた葉の形を集めました。

9月は昆虫採集。11月は赤、黄、茶色に変わった葉を集めました。

これらの葉はこれからどうなっていくのか児童の一人が腐葉土になっていると答えてくれました。

果たしてそうなっているのか。

 5月に児童達が集めた葉の一部をネットに入れて部屋の机の上と森の土の中に入れ、今日はそれを土の中から取り出すと腐葉土になっていました。

机の上の葉は色が変わっただけで形は残っています。

なぜ、このようになったのか、それは皆が土の中から探した虫達がその役割をし、細かく細かく砕かれて森の栄養となって、また5月には青々として葉を付けることを話しました。

 私たちの生活でごみ箱が当たり前のようにある中で森の生き物達にはごみ箱は必要ないことを知ってくれたかな?