今年度最後の”冬の創造の森探検”が冬晴れの2月9日に実施されました。
今回も、17名の保護者の方も参加され、いつもはひっそりとしている森に、元気な声がやって来ました。
おまつり広場では、最後の季節の4回目の“クラスの木”の観察をしました。どの木もほとんど葉を落としていますが、小さな冬芽をいっぱいつけて春を待つ様子をしっかり絵にかいてくれていました。
さていよいよヒノキ林へ移動して、冬の虫探しの開始です。今日の為に下見をした時はほとんど虫を見つけられずとても不安でした。
各クラスでシートを広げてその上で土や腐葉土をふるいにかけて、卵や幼虫を探しました。さすがに子供達です。私達の心配などよそに、朽木の中でじっと冬眠している虫の幼虫や、腐葉土の中からはカメムシ・キマワリ・ヤスデ・オオゴキブリ等次々と見つけて来ます。虫メガネで見ないとわからない1ミリ位の虫の卵もありました。
おまつり広場では、中尾さんからみんなが探した虫の説明と、この虫達がいるから豊かな森になるのだという話を聞いて、目を輝かせていた姿が印象的でした。
自然界の生き物は、それぞれにいろんな工夫をして寒い冬を過ごしているんですね。
春5月に始まったこの自然学習も、それぞれの季節を肌と足でしっかり感じ取ってくれたのではないでしょうか。3年生での自然学習は今回が最後なので、今回見つけた卵や幼虫が成虫となって創造の森で飛び回るのを見せてあげられないのがとても残念ですが、創造の森はみなさんのすぐ近くにあります。
イベント等の機会があれば、是非森の虫達や木々に会いに来てほしいと思います。
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