ぽぽこども園の5歳児25人は、水筒を肩にかけて、帽子をかぶり、長袖長ズオン姿で、3人の保育士さんに連れられてヒノキ林まで来てくれました。
「遊ぶとこあるの?」
「カブトムシやクワガタはいるの?」
「カエルは水の中にいるの?」
「ここは、誰のオウチ?」
森の中は?が一杯あって、とても賑やか。
保育士さんからはキャンプ遊びをします。と聞いていたけれど、どんなことをやるのだろうと見ていると、森林整備して長さ約120㎝に伐って積み上げている木を運び出している。
最初は細い木、慣れるにつれて太くなり、直径約15㎝あるソヨゴの丸太を三人で担ぎ出した。
木を運ぶ子、その木を使って組み立てる子と子達の間で決まっているようだ。
木切れを四角く積んで「煙を出して欲しいなあ」との希望だけれど煙は火を付けないと出ないから蚊取線香の煙にしましょうと、ここでは木の実を焼いているとのこと。ある班では「スープを炊いていているのだけれどニンジンありませんか」と聞かれて「ニンジンは無いけれどこれでいいかな?」とコシダを数本伐って渡す。
木を組み合わせてウラジロで覆った小屋ができ、周りに座る所もある。
美味しい食べ物が出来上がったのか、パクパクと口を動かしている。
ウラジロを束ねて傘のようにしている子。ヒノキ樹皮を剥がして得意満面の子。
汗びっしょりになりながらも気にならないのだろうなあ。
私も空想の世界に浸っていた時があったことを思い出した。
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