梅雨が明け、真夏を迎えた森の生き物観察をしました。
開けた草地ではイネ科の植物に混じって外来種のハナハマセンブリのピンク色の花が目を引きます。その草を虫網でなでると小さいバッタ類が沢山網の中に入りました。
バッタやオオカマキリは羽がまだ短いですが、形は一人前の姿をしていました。
草地の脇には、水溜まりがあります。トンボの産卵場所であり、冬の終わり頃にはヤマアカガエルの産卵場所でもあります。
きょうも黒っぽいオタマジャクシがいました。
真夏の太陽がサンサンと照り浅い水辺は干上がってしまうのではないかと心配しています。
この時期に見るオタマジャクシは初めてで、産卵時期が一番遅いヌマガエルかもしれません。
林の中に入ると足元からチッ!!と声?を出してあちこちから飛び出したツクツクボウシ。
ヒラヒラと林間を飛ぶ2頭のサトキマダラヒカゲやいろいろなシャクガの仲間。
キノコのセイタカイグチがあちこちに出ていました。背丈がいつもより半分しかなく細くひ弱でした。例年だと梅雨明け後はいろいろなキノコ見られのですが、ほとんどなかったのが残念でした。
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