今年も塩中2年の「トライやる」ウィークが始まった。
今日は午後から雨が降り出すとの天気予報だったので、
午前中の森の話や、樹の伐り方の事前の座学は午後に回し、
初っ端から山での「On the job training 」になりました。
「案ずるより産むがやすし」で、もちろん伐採技術はまだまだですが、そんなものは後からついてくるので、全く気にしていません。一番留意したことは「安全に作業を終え、無事に家に帰すこと」だけでした。
そのためには「樹を倒す前の声掛けをして、周りの安全を確認すること」でした。みんなその注意を良く守って「つたない」ながら作業をしてくれました。
今日はそれだけで育成会の会員は「満足です」。
午後は「安心プラザ」に戻り昼食後は講師による午前中予定していた「座学」です。
樹の伐採の仕方は、おさらいの形で短くまとめ、
その後「森はあらゆる生き物が生きていくうえでなくてはならない生命の源」と、「森の利用から豊か森りづくり」のテーマで話がありました。
要するに「物質循環」の基になる「森=樹」を守り、育てようとの話です。込み入った樹を伐り、明るい森にして、多様性を確保し、増やして森を守っていくことが育成会の目指すことで、それを後の世代に引き継いていくことです。
講義の後で、みんなの「日誌」見せてもらいましたが、概ね理解してくれており安心しました。
明日からはこの気持ちで作業をするか、しないかで各自の作業の意味も違ってくるでしょう。
今年の「トライやる」のスローガンは、「未来の自分」ですが、
今回のナシオン創造の森で理解したことを大人になっても持ち続けてくれたら育成会会員一同はこれに勝る慶びはありません。
「しんどかったけどま~おもろかったな~」と言う気持ちと、笑顔で、みんなの最後が締めくくれることを願いつつ初日を終えました。
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