東山台小3年自然学習 「葉っぱの形」 10/30

 秋晴れで、暑くもなく、寒くもなく、絶好の森の学習日和となりました。

今日は、ヒノキ林で「葉にはどんな形があるのかな?」と言う課題でいろんな形の「樹の葉」や「ツルの葉」などを集めました。


葉を探す間に、「珍しい」キノコや、「エビフライ」(松ぼっくりの中の種を食べるためリスやネズミが松笠をかじり取った後の形がエビフライに似ているのでこういう名前がついた)なども拾い集めました。

棚田に帰って決められたシートの上に貼り付け完成です。


 その後、育成会会員から、おさらいも含めて樹、草などの器官の種類(葉、幹、根+花、種子)を確認しながら、葉の形は「周囲の環境の違いー太陽の光が強いか弱いか、水分が多いか少ないか、土は栄養豊富か貧しいか温度が高いか低いかなど」と、周りの競争相手との関係で、その樹が一番最適な「葉の形」で生きていることを知りました。

つまり、森の中の樹は自分で自由に移動出来ないため、芽生えた場所で環境、競争に左右されながら懸命に生きているのです。

 このように人間を含めた動物、生物、微生物のエネルギー循環の中で、命の基になっている緑植物は大切にしなければならないことを再認識しました。

 

今日の学習課題は、育成会にとっても植物=樹の基本を確認する大変貴重なものとなりました(但し、小学3年生には少々難しい説明内容になってしましました。反省です)