「三木会」活動 7/19

育成会設立以前(12年前)に込み入った常緑樹を除伐した所が、今は多様な木々が育っています。

この環境を維持し、次世代の植物が育つように繁茂したウラジロを三年に一度刈っています。

きょうは、その作業をしました。

猛暑続きの中、森では様々な生き物が多く見みられる時期です。早速、創造の森入り口を入って、まだ若いシマヘビが愛らしい目に細長い胴体をくねらせながら迎えてくれました。

森に入るとアブラゼミやクマゼミが鳴き声を競い、ウラジロの葉でジャコウアゲハが羽を休めています。

涼しげな沢の水が流れる傍では、体長1.5㎝ほどのアカガエルの子が数匹、ぴょんぴょん跳ね、傍の蜘蛛の巣にはヒグラシが捕らえられて羽をばたつかせていました。

ハシブトガラスの甘えたような鳴き声は親に食べ物をねだっているのかな?

そして、リョウブの幹に泥のついたニイニイゼミの抜け殻があり、足元を痩せたモリアオガエルが横切りましたが、久しぶりに見る姿に食べ物に困っているのかと心配しています。

ウラジロを刈り終えた所にアマズルがありました。もうすぐ甘くなる実が森の生き物の御馳走になり、猛暑の影響無く、生き物の元気な姿がこれから秋頃まで見られることを願っています。