5日間のトライやるもいよいよ最終日を迎えました。
けがも無く元気に作業を頑張ってくれたごほうびに、今日は森で思いっきり楽しんでもらいました。
最初に、生活でも役立つロープの結び方を教えてもらい、次に実践です。
川の増水で向う岸に取り残された人を救助するという想定で、対岸同士の大きな木にロープを渡し、そのロープを伝って川を渡るというものです。
協力し合ってロープを張りますが、その時に先ほどの結び方が役に立ちます。
やっと張れたロープを一人ずつ慎重に渡ってみました。
思うように進めないロープ渡りに緊張しましたが、渡りきったら感動です。
楽しかった創造の森をあとに、午後は安心プラザで木工作に取り組みました。
板を切って自分の部屋のドア―プレイトを作ったり、
森で切った木を使っていろんな動物に挑戦しました。とてもかわいい素敵な作品ができました。
最後に、この1週間を振り返っての感想を一人一人に聞きました。
初日には、“林業とは木を切ること”くらいにしか考えていなかった子達が、
“多くの生き物にとって森林は命の源であること、人がそこに関わる事で豊かな森が育まれる”という事を自然の中で実感し感じてくれたとの感想を聞いて、育成会の会員全員5日間の疲れがスーッと消えた気がしました。
今日の気持ちを忘れずに、いつかまた機会があれば森林と向き合ってくれたら、どんなにうれしいでしょうか。
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