やきいも大会 12/9(土)

 毎年恒例のやきいも大会は、持ってきていただいたサツマイモを、森林整備で伐った木を薪や柴として利用して焼き、ヤキイモができるまでの間にいろいろなプログラムを用意してきました。

 

 プログラムを考える上で基本となっているのは、育成会の活動を皆さんに知っていただくこと。

そのうえでどのようにすれば森の楽しさを体験していただき、活動に関心を持っていただくことができるのか、毎回試行錯誤しています。

 

今回は

1.森の散策

2.木工クラフト

3.焼き芋、豚汁、おにぎり作り

と3つのプログラムを用意し、参加者の方々はそれぞれ希望のプログラムを体験していただきました。

 森の散策では、森を一周しながら育成会が設定している管理区分ごとに案内し、そこで見られる目標とする植物にするにはどのような管理をし、実現しているのかお話しさせていただきました。

木を伐ること、草を刈ること。また木を伐らない所もあることを知っていただき身近な森の様子を体験していただきました。

 

 木工クラフトではクリスマスリースとマツボックリのツリーを作りました。

材料のほとんどは創造の森や近くの山で集めた自然の素材です。

森の中ではやっかい者のツルや地面に落ちた木の実などがステキな作品に姿を変えました。

リースに木の実を固定するのが少し難しかったのですが、大人も子どもも、デザインを考えながら根気よく完成させておられました。

 

そばにあるイロハモミジの葉がハラハラと舞い降りて、風情のある空間で作業することができました。

 


3つ目のプログラムでは火を熾すことから始めました。

飯盒をつかってご飯を炊いて、おにぎりにし、豚汁は大きなお鍋二つに育成会専属シェフTさんが作り、ヤキイモは熾火の中に芋を入れてじっくり焼きました。

どれもとても美味しくいただきました。



森林整備をすることで多くの恵みをもたらせてくれますが、今回の3つプログラムはそのほんの一部分でしかない中で

皆さんに楽しんでいただき、育成会員も楽しませていただきました。

 

ご参加いただきました皆様ありがとうございました。