東山台小学校3年生自然学習 ”葉にはどんな形があるのかな?” 11/10

 10月は雨の日が多く、気温の変化も激しかったので当日まで天候が心配でしたが、久しぶりの穏やかな秋晴れとなり、ほっとしました。

 お父さんを含め40名の保護者が参加されました。保護者参加は2回目ですが、前回よりも多くなっているのは、うれしい事です。

 創造の森入口からの道も3回目なので、回りを見渡す余裕があるのか、秋色に染まった森に季節の変化を感じてくれたようでした。

ヒノキ林までの道は落ち葉で敷きつめられ、ふかふかした道の所々にイノシシの掘った跡が見られました。

 

 ヒノキ林に到着すると、先生から各班に葉っぱの見本シートが配られ、今日のテーマの葉っぱ集めです。すぐに見つかる形の葉はいいのですが、見つけるのに苦労している班には育成会の会員が少しお手伝いしました。

 9種類の形の葉っぱが見つかった頃、お楽しみの“おにぎりタイム”の時間です。好きな場所にシートを敷いて、お母さんににぎってもらったおにぎりをほおばります。寒さも和らぎ、暖かい陽射しに包まれてとても気持ちのいい時間でした。

 その後、おまつり広場に戻って各クラス毎に集めた葉っぱを画用紙に分類して貼り付けました。それぞれにとても個性的なシートの完成です。


そして最後に子どもたちからの質問タイムの時間です。

「質問のある人!」の声に元気に手があがります。

・  どんぐりの殻斗(かくと)の中にある赤い物はなんですか?

と、いきなりの専門的な質問には、会員一同びっくりしました。これは虫の卵だという説明に、持って帰って観察してくれるといううれしい返事でした。本当に虫が好きなんですね。

 

・  いい香りのするこの木はなんですか?

和菓子の楊枝に使われる“クロモジ”です、との回答

 あっという間に学校へ戻る時間です。

今日集めた様々な形の葉っぱやカラフルな葉は、学校へ持って帰って工作をするそうです。どんな作品ができるか、楽しみです。

 

創造の森探検も残りはあと1回、次は“冬の生き物探し”です。1年の自然界の変化を、肌で感じてもらえたらと思っています。