テーマ: 創造の森大発見
五月晴れの5月18日、今年度1回目の春の創造の森探検が実施されました。
3クラス81名と先生4名を案内して出発です。
学校を出発して森までの道中では、今日の森の探検を楽しみにしている子ども達の期待で足取りもとても軽やかです。
創造の森入口に着くと、オオキンケイギクの黄色い花が子ども達をお迎えです。
本来、この花は外来種なので全部刈り取ってしまうのですが、青空に一面の黄色が映えて春の里山の雰囲気が子ども達にも人気なので、今日のためにそのままにしておきました。でも、このオオキンケイギクはできるだけ早くに刈り取ってしまいます。
今回は第1回目ということで、学校の近くにある森なのにほとんどの子が行ったことがないので、自由に自然に触れ・感じてもらおうと、テーマを“創造の森大発見”としました。
おまつり広場からヒノキ林までの山道には、丸太で作った橋や石の階段もあり、ちょっとした冒険気分のようです。
今日の目的地のヒノキ林で、お茶休憩のあとしばらく自由に植物観察してもらい、再び来た道をおまつり広場へと戻りました。
おまつり広場や棚田周辺では、自由に植物採集をして植物の名前を育成会に教えてもらいました。
レンゲソウ・タツナミソウ・コナスビ・ウツギ・ヤツデ・トウバナ・クロモジ・キノコ等々。
そして最後に、子どもたちからの質問タイムです。
「質問のある人!」の声にたくさんの手が上がり、びっくりです。
・ なぜ、オオキンケイギクは抜かないといけないのですか?
・ 八つ手はどうしてヤツデというのですか?
・ どうして「創造の森」という名前をつけたのですか?
子ども達の疑問は尽きません。
最後に、中尾理事長から名塩和紙の材料であるガンピがこの森にはたくさんあって、それを大事に育てている事を聞きました。
皮をむいてみるとスルーっとむけるのに、それを引っ張るとどんなに力を入れてもちぎれないことを実演しました。だから和紙の原料になるのです。
自然に触れて興奮気味の子どもたちは、何を感じ取ってくれたのでしょうか?
次回の夏の創造の森探検がとても楽しみになりました。
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