「棚田のナナミノキ枝払い」作業しました

本日 曇りで雨予報でしたが、予定通り作業をしました。

この作業は棚田の貴重種アリマグミがナナミノキの茂った枝のため、「光」が十分あたらず成長が阻害されているのを改善するためです。

これまでの育成会の作業で一番困難で、危険な作業で時間もかかりました。

 

ナナミノキは棚田の崖の端にせり出して立っていること、かつ枝が上方に広がって切るための足場確保が必要なこと、切った枝がアリマグミを直撃しないよう考慮する必要があることなど2重、3重の困難が伴いました。

男性陣2人でまず足場作りから始め、安全ベルトをして伐り始めましたが、平地での作業とは大違いで体の位置や、向きが思うようにならず、無理な姿勢で鋸を使ったため余計に体力を消耗しました。


それでも陰になっていた枝を6本伐ると、アリマグミの上の空が見えるようになりました。

天気が良ければ光がアリマグミに当たって、今年は葉も茂り、元気を取り戻すでしょう。

雨が降り始めたので、残念ながら伐った枝の処理はできず次回の作業日にすることにしました。

プロなら色々な道具、機械などあり安全に、効率的に作業出来るでしょうが、我々ボランティア団体ではすべて人手作業のため安全面への配慮が特に必要で、今回は良い経験、勉強になりました。