地味~な仕事のはなし

 

秋の訪れが毎年遅くなるような感じがします。ナシオン創造の森の落葉樹もまだまだナラ枯れの樹を除いて緑いっぱいです。

 

今日はナシオン創造の森で地味~な仕事をしました。その紹介方々、独り言にお付き合いください。

<その1> 階段の修理

今日は、朝方は15℃ぐらいで気持ちの良い朝でしたので、ナシオン創造の森内の、園路の階段修理に出かけました。3年ぐらい経つと階段の横木が土や落ち葉に埋もって腐ってしまいます。多分皆さんはほとんど気にも留めないでしょうが、これらの新設や修理は結構大変な仕事で、

もはや「土木工事」です。

適当な太さの横木をかつて伐採した積木のなかから探し、山の上の方から運ぶのが一仕事です。

次に傷んだ横木を掘り返し、新しい丸太の横木に替えるのですが、曲がっていたり、長い枝などがついているとこれらを処理した後、向きを調整したり、裏返したりあれこれ考えて幅などを決めます。

 

さらに、横木を止める左右の杭を作るのも、打ち込むのも大変です。

「かけや」(大きい木槌)で今日は25本ぐらい打ち込んだでしょうか?柔らかい土もあれば、硬い土もあって、腰は痛くなる、手の指は固まってスムースに動かなくなるなど年寄りにはキツイものです。でも、うまく出来たときはひそかに心の中で「ほくそ笑む」のがこの仕事の醍醐味です。

写真は修理後のものですが、どうか園路を歩くときに、こんな地味な仕事、苦労もあるのだと心の中で思い出していただければ仕事した甲斐があります。

<その2>

お祭り広場の「一本丸太の椅子」

これは約7~8年前に杉林から丸太を切りだし皮をむいて設置したものですが、これも結構腐り始めており直す必要があり、今日腐った部分を切除したり、以前伐採して乾燥したスギの丸太を運んで修理しました。

この仕事の大変なところは、重い丸太の移動です。写真のようにどうにか座れるような「丸太椅子」が出来ました。 この結果にも内心「ほくそ笑み」ました。

(拍手!!)