ヤキイモ大会 12/12

毎年恒例のヤキイモ大会です。

おかげさまで、いつも参加申込みが殺到するので、今年は初めて抽選制を試みました。

ところが、いざ抽選箱を目の前にするとなんだか心苦しく、悩んだ末、工夫して48名の申込者全員に来ていただこうということになりました。

大荒れのお天気が続いた後、小雨が少し残っていましたが日差しも出始め、暖かな朝を迎えました。

育成会は8時ごろから役割分担して準備を始めました。チームワークはバッチリです。

9時を過ぎるとかわいい子供たちが続々とお父さんお母さんと一緒に森にやって来ました。トライやるウィークの時に育成会で活動した中学生も来てくれました。

 ヤキイモが出来上がるまでの間には「伐採体験」「木工作」そして新プログラム「焼き板キーホルダー作り」の3つのグループに分かれて活動しました。

 

「伐採体験」には7名が参加し、準備体操に続き、剪定鋏、ノコギリの使い方、樹木の切り方、倒す方向、枝葉の整理の仕方などを体験してもらいました。「トライやる」の中学生も含めてみんなさわやかな汗をかいて、貴重な体験をしてもらうことができました。

おまつり広場で今一番美しい紅葉の下では「木工作」の作品を作ってもらいました。

いろんな形に切った木で、各自が好きな物を作ります。

2歳の女の子からお母さん、そしてお父さんも童心に返って、素敵な作品がたくさんできました。50個位の材料を用意しましたが、足りない位で回りに落ちている木の枝を切ってあげて作った子もいます。

子ども達の発想力はすばらしく、夢のある力作ばかりです。自然の中で木々のぬくもりを感じてもらえたのではないでしょうか。

 ヤキイモ用のたき火のそばでは「焼き板作り」です。

始めに火を使うことについてお互いの注意を確認し合いました。

そして木片をたき火で思い通りの焼き板が出来るか実験をしたところ、残念ながらたき火では焼き板を作るのは難しいことが分かりました。

そのため事前に準備しておいたバーナーで木片に焼き目を付けた後きれいに磨いてアクリル絵の具で思い思いの文字や模様を書きました。

 おイモが焼きあがる頃には、皆さんが刻んで持参してくれた野菜を使ったトン汁のいいにおいが漂います。お代わりはできませんでしたが、身近な森で楽しいひと時を過ごしていただけたことと思います。