東山台小学校3年生自然環境学習 11/11


今年度2回目の秋の創造の森探検が秋晴れの穏やかな日に実施されました。

9月に予定されていた<夏の昆虫採集>が台風のために中止になり、子ども達はとても残念がっていたので、今回への期待はとても大きかったようです。

今回は保護者参加にしたところ、おじいちゃん・お父さんを含めて43名の方が参加されました。


秋のテーマは、

「いろいろな形の葉っぱを集めよう」です。


育成会のメンバーで何度も話し合って、

子ども達に創造の森の木や草を眺めるだけでなく、手に取って見て感じてもらいたいということで、決定しました。

子ども達の列に保護者の方も入っていただき、校長先生に見送られて出発です。

森の入口からは、一列になってヒノキ林へと向かいます。途中の丸太橋では、怖々渡る女の子や面白がって飛び跳ねる男の子など、森の中に子ども達の明るい声が響いていました。


ヒノキ林に到着すると、先生から各班に9種類の葉っぱの形を描いた1枚のシートが渡され、いよいよ葉っぱ探しのスタートです。


すぐに見つかるのはヒノキや松ですが、同じような形の葉でも、葉の周りに鋸歯(ぎざぎざ)があるか無いかはしっかり見ないとわからないので、1枚1枚を真剣に見て探していました。


ほとんどの班が集め終わった頃、お待ちかねの“おにぎりタイム”です。朝、お母さんに作ってもらったおにぎりを、シートに座って柔らかい陽射しを受けながらほおばりました。


ヒノキ林からまた1列になって山道を下り、おまつり広場に到着です。ここでは、先生が用意された画用紙に先ほど集めた葉っぱを貼っていく作業をしました。各班ごとに、素敵なシートが完成です。

最後の質問タイムでは、創造の森の動物や植物に関する質問に活発に手が上がり、森に対する興味・関心のあらわれかと、うれしく思いました。

1年を通して春夏秋冬に訪れる創造の森。

次回はいよいよ最後の冬の探検です。

季節ごとに変化する森の様子と、人間とは違い自然の生き物はどのように寒い冬を過ごすのかを、しっかり感じ取ってもらいたいと思います。