兵庫県の森林と自然環境を守るために、兵庫県は森林ボランティアとそのリーダーを養成する森林ボランティア講座を毎年開講しています。この講座は、8ケ月間の全カリキュラムを受講しないと知事の修了証が与えられない厳格な講座なのです。
今回の講座の受講生は入門コース41名、中級コース17名、上級コース5名です。育成会から、中級コース(リーダー候補養成)に2名、上級コース(リーダー養成)に1名が受講しています。また、スタッフとして小西理事長が参加しています。
11月9日の講座は、午前中は「安全」に関して将来のリーダーとしての基本的な考え方を学びました。そしてチェンソーや刈り払い機などの動力機械の扱い方と安全操作について教えていただきました。
午後からは具体的なボランティア活動の中でどのように「安全確保」を実現するか、を班別討議して結果を発表しました。そして「ひょうご森の倶楽部」の福田さんが講評の中で、リーダーがボランティア活動の安全を確保するには、リーダーの「危険予知能力」に依存するから、「危険予知能力」をどのように高めるかを教えてくださいました。
この日は中級コース最後の講座であるため、中級コースの受講者の全カリキュラム修了者に兵庫県知事捺印の修了証が授与されました。上級コースは11月22~23日の地獄の宿泊研修後で、卒業できることになっています。
当日のすべてのプログラムが終わってから、主催者の兵庫県豊かな森づくり課の今里課長から卒業生へハナムケの言葉とこれからの活躍を祈念したお言葉をいただいて、今日一日行動を共にした上級コースの受講生やスタッフたちと共に記念写真を撮って解散しました
受講修了者は、これから、兵庫県森林ボランティアとして登録され、いろいろ県主催の行事に県職員の身内として期待されます。県から評価されるようなリーダーさんになれるよう、応援していきたいと思います。
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