8月29日午後から、兵庫県民会館で、兵庫県から認定を受けた生物多様性保全団体の活動発表会が開催されました。12団体の発表の内、育成会は「ナシオン創造の森の生物多様性度を測る」と題する植生調査結果を、当日の最後を締めくくる形で発表を行いました。
SimpsonのD値で、生物多様性度を発表しているところです
育成会以外の団体は県下の貴重種や絶滅危惧種の保全活動の発表でしたが、最後に発表した育成会はナシオン創造の森の植生調査結果から森の整備活動が生物多様性を向上させていることを定量的に実証した発表でした。
また、育成会は当日のポスターセッションでも「ギャップから育まれる落葉樹と草本」と題するポスター発表を行い、10年間にわたるギャップでの毎木調査の結果をポスターにして、ポスターを見に来られた皆様に説明しました。
こちらでも育成会の努力と会員がよく勉強していることに皆さまから称賛をいただきました。
最後に、当日の座長を務められた兵庫県立大学名誉教授の服部保先生から「皆さんの活動は大変レベルの高い活動であり、発表も大変レベルの高い発表でした。」との講評をいただきました。
育成会の出席者は先生の講評の一言によって、今までの苦労が報われた気分になって、三ノ宮の「にしむら珈琲店」でコーヒーで乾杯しました。
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