2014年1月11日、キリッと冷えた晴天の朝9時、会員が【ナシオン創造の森】に集合。この森のご神木である一番大きい樹・アベマキの前で、毎年、初活動の前に安全祈願をしている。今年も同じように山に入る前に、ご神木の前で、安全祈願をした。
榊とお神酒、それにお米とお塩をご神木の前の祭壇にお供えしてから、衣服を正して二礼二拍一礼。ナシオン創造の森の神様に「今年も安全に作業が進められますように」と祈願した。
毎年思うことであるが、太古の昔、人々にとって、山は神の住むところとして、崇めていた。しかし科学技術が発達して来ると、人は自然をコントロールできると考えるようになり、開発という名の下で自然破壊をしてきた。今、人は自分たちの間違いに気が付き始めた。やはり自然はコントロールするものではなく、人が大切にすべきものであったのである。そして、私たち人々は自然の前には謙虚にあらねばならないと思っている。
だから育成会の年初の神事には、単に安全祈願だけではなく、実は自然への崇拝と大切にしようとの祈りと熱い決意を捧げているのである。
そのあと、1月作業予定の区画で除伐作業と昨年やり残したスギ林の林床整理を行った。
この日は林内でコクランやシュンランがたくさん芽を出しているところを神さまからご褒美として教えていただいた。
コメントをお書きください