何もしなくてもじとっと汗が滲む朝でしたが、創造の森に一歩入ると夏草の香り・蝉の声・木々のざわめき等に気をとられ、暑さを忘れてしまいました。
展望台通り西側の雑木林で、立ち枯れの木や込み合った常緑樹を一本倒す度に、下から吹きあげてくる風が心地よく感じます。
除伐した枝の処理をしていて、全長7cmもある色鮮やかな青虫を見つけました。早速中尾さんに聞くと“コエビガラスズメ”の幼虫とのこと。あまりにきれいな色とかわいい表情に魅せられて、ついていたねじきの木と共に我が家に連れて帰ってしまいました。
ところが、帰ってからこの虫をインターネットで調べてみて、びっくり・・・。幼虫からは想像もできない、まるでモスラーのような不気味な成虫なんです。森から連れて来た責任があるし、でも成虫になったら少しこわいし・・・とても悩んでいます。
今日はもう一つ、とても楽しいものを見つけました。
下草の間から顔を出している“シロオニタケ”です。傘が開いてしまうと、普通のきのこの形ですが、今日見つけたのは、全くゴルフボールと同じ大きさでしかもテイーの上にのっているように見えるのです。真っ白で表面もボールそっくりなんです。思わず、手ごろな長さの枝を探してきて、テイーショットを打つ格好をしてしまいました。知らない人が見たらびっくりするでしょうね。
自然の森には、まだまだ不思議な生物がたくさんいるのでしょうね。遊び心も持って森に入ると、今まで以上に森に行くのが楽しくなりました。 (C.S)
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I.K (水曜日, 31 7月 2013 07:14)
コエビガラスズメの成虫とは似ても似つかない美しい幼虫ですね。ぜひ成虫になるまで育ててあげてください。食草はイヌツゲだそうです。
また、反対に目だなかった娘が成人してとても香しい美人に育つことも。
I.K (水曜日, 31 7月 2013 07:21)
シロオニタケ。ゴルフボールに見立ててスゥイングの練習。プラットホームで電車を待っ間に、雨傘でスゥイングをしているサラリーマンを時々見かけますが、何か似てますよね。傍から見ていてほほえましいものです。