年末の押し迫る12月28日(土)7名の会員の参加で、杉林での下草(ほとんどがウラジロ)刈りと杉の間伐をしました。当日は天気は良く、この冬一番の冷え込みでした。(しかし、筆者は下着を何枚も着込んだので、作業途中から汗を掻きましたが)
杉林の下草刈りは、ほぼ完了しました。あとは、杉を選別して間伐作業です。
さて、新会員「米沢」さん参加の最後の活動ですが、米沢さんはすでに「鋸」の使用には慣れているようで力強く、杉の整理の要領もかなりの心得があるようで、まったく違和感なく作業をされていました。このような方に会員になって頂きうれしく思います。これから出来るだけ長い間、育成会のモットーのように「ゆっくり、確実に」活躍されることを大いに期待したいと思います。
以上、2013年最後のブログになりました。
みなさま、育成会ブログを一年間ご覧いただき入りがとうございました。
来年も、元気な皆様の姿に会えるのを楽しみにしています。
佳いお年を !!
冷え込んだ朝、準備も整った頃に63名の方々が集まり始めました。
今年の「トライやる」で創造の森へ実習に来てくれた塩瀬中2年生8名も参加してくれました。
今回はA班:一本梯子、B班:森林セラピー、C班:落ち葉搔きと焚き火 など希望する班に分かれて体験しました。
その前に芋を焼くかまどに火入れをしました。子供達が丸めた新聞紙を持って火を点けてもらい恐る恐るかまどに火をいれました。
4つ用意されたかまどに火が入り、プログラム開始です。
A班は「木を伐る体験」班です。
「トライやる」の中学生が見事に伐木の見本を見せてくれました。
そのあと、参加者の二人が太い木にノコギリを入れました。
最後はチェンソーで伐り倒しました。
大勢の参加者の皆さんが見守る中、ノコギリを引いたお二人様、お疲れ様でした。
実際に木を伐る作業のご感想は如何?また伐りたい方は、ご遠慮なく育成会活動日にお越しください。大歓迎しま~す。
B班の「森林セラピー」は初めての試みです。
森の中を15分くらい歩いてヒノキ林に移動し、日当たりのよい場所で1時間近く過ごしました。
子どもたちは、落ち葉の上を駆け回ったり木の枝で遊んだり・・・
大人は気に入った樹を選んで触ったり、お昼寝をしたり・・・
ただただのんびりしてもらいました。日常のストレスから解放できたでしょうか?
C班の「落ち葉搔きと焚き火」は沢山積もった落ち葉を集めました。
背丈の2倍もあるクマ手を使って落ち葉を集めたくれた子。座りこんで「み」の中に落ち葉を搔き集めている子。お母さんが助けようとすると「お母さん、しないで」と
フカフカの落ち葉は気持ちよさそうでした。
沢山のお芋が入ったかまどの火をお父さんが見てくださいました。
プログラム開始から約1時間。
出来上がったほくほくのお芋にあつあつのトン汁をいただきながら、
ためになる森の博士クイズに挑戦しました。5問出題で全問正解者はいませんでしたが、
4問正解者には表彰を授与されました。中には小学生の女の子もいました。
参加者全員が【創造の森】の木で作られたメダルをいただき、最後に記念撮影をして
解散しました。
今回は予想を超えて締切り日前に定員に達し、お断りしなければいけない方々には
大変申し訳ございませんでした。
また、今回ご参加いただきました皆様方には育成会も楽しませていただきました。
ありがとうございました。
これからもよろしくお願い申し上げます。
今日、棚田から、展望台に上る入口(洗い場の下)の橋の丸太が腐って危険でしたので、3本の新しい杉の丸太に替えました。橋は5年ほど前に掛けたはずですので、意外と長く保ったな~と思います。
橋の両側の木は、丈夫でしたので、中の4本の木を変えました。ぴったりと古い橋の幅に合わせるのは難しくて、太いスギと細いスギを工夫して結構苦労しました。
これで、ヤキイモ大会で子供が通っても大丈夫です。
ただ、太い丸太と、細い丸太の高さ調整が上手くいかず、高さが平らでないので、走らないで、足元をみてゆっくりと渡ってください。
写真は、小西さんの「渡り初め」です。
(周りは。落ち葉でびっしりと埋まり、秋真っただ中のナシオン創造の森の様子も見て頂けるでしょう)
育成会発足前(2005年)に初めて植生調査をして整備作業をした所で、今日は背丈ほど伸びたウラジロを刈りました。
ここは落葉を主にした明るい景観で創造の森の中でもコバノミツバツツジが多い所です。
これからも定期的に手をいれてこの景観を維持していこうと思っています。
16区、管理前
16区、管理後
作業の後で色とりどりの葉っぱや木の実を見ながら散策を楽しみました。
個人の主観ですが、今年の【創造の森】の
紅葉No.1は「ケカマツカ」
No.2は「アベマキ」の黄葉
木の実No.1は赤い「ソヨゴ」
木の実No.2は紫の「ヤブムラサキ」
キノコNo.1は不思議な形の「カゴタケ」、No.2は美味しそうな「ヌメリササタケ」に決定。
秋を迎えて色とりどりの林もあれば、常緑樹で青々とした林もある創造の森に入って11年。新しい発見が途切れることはないです。森の中って本当に面白い!!
前日からの冷え込みのきびしい11月11日(月)、秋の創造の森での自然学習が行われました。保護者はお父さんを含め25名参加され、秋色に染まる森を楽しみながらヒノキ林へと向かいました。途中、ひっつき虫(センダンクサ)を投げあったり、落ちている毬栗の中に小さな栗を見つけてお母さんへのおみやげにするとはしゃぐ子等、にぎやかな声が森の中に響きました。
ヒノキ林では、ネイチャーゲームの始まりです。先生から各自に<同じような色をみつけよう>という10色の色見本を渡され、森の自然の中から似た色を探すというものです。
冬青(そよご)の実の赤・少し紅葉したかまつかのオレンジ・ハツタケのかさの少し茶色かかった色・・・どれも自然が作り出した素敵な産物です。
そしていよいよお楽しみのおにぎりタイムです。シートを敷いて、朝お母さんに握ってもらったおにぎりをみんなで食べました。そのおいしかったこと・・・森の空気と鳥のさえずりもおかずです。
あっという間に時間が過ぎて、森を降りる子供達の手には、袋いっぱいにどんぐり・木の実・きのこが詰まっていました。
大人とは違った目線で見た創造の森はどんなだったでしょう?
今度、感想を聞くのがとても楽しみです。
11月4日、「ひょうご森の祭2013」が神戸市立植物園で開催されました。
県知事・神戸市長のご挨拶から始まり、今年度の業績の髙かった方たちへの表彰もあり、記念植樹もありました。
育成会も加盟している「兵庫県森林ボランティア団体連絡協議会」が県民に森の大切さを訴求する模擬店で、育成会の伊藤さん・永瀬さん・田中さんの3名が模擬店の活動に参加しました。
ここでは、茅葺屋根の茅葺き作業の手伝いをしました。また、萱葺き作業の合間を見て、他の模擬店も見学して来ました。
その中で、育成会の理事長が客引き活動している「ひょうご森のインストラクター会」のブースへも立ち寄って、「ヒサカキ」や「クロモジ」の葉っぱで作ったお茶の接待を受けて来ました。「クロモジ」のお茶はなかなかの評判でした。
育成会でも創造の森の「クロモジ」を製茶してみると面白いと思います。
「兵庫県森林ボランティア団体連絡協議会」の萱葺き体験
茅葺屋根に上ってプロの萱葺きを見ている子供を見ている伊藤さん
「ひょうご森のインストラクター会」の模擬店
プロ級の客引きは写真撮影しているので、写っていない。
お茶の接待を受けている3人
ヒサカキの枝を眺めながら、お茶を飲む
きょうは先月に引き続き、B調査区のガンピを1本ずつ生えている位置を調査用紙に記入しました。100本ほどあるのを間違いのないように見ていくのは大変でしたが、皆さん丁寧にしていただきました。この中で高さ1mほどのガンピが初めて種子をつけました。
森の秋は忙しい。あっちを見たりこっちを見たり、上も下も見ないといけない。
食欲を満たすまでいかないけれど秋の実りを見つけました。
10月12日(土)定例の活動日は、久しぶりに(3年ぶり?)杉林に入りました。杉林は、杉の「落葉」と一緒に「落枝」が厚く積もっており、林床がほとんど見えない状態でした。杉を間伐するに先立ち、「落葉・落枝」を片付ける作業をすることにしました。あわせて、下草(ウラジロ)刈りもしました。
杉の葉は、枝と一緒に落下するので、大きく、長い枝の多いのには閉口しましたが、参加者には文句も言わず、黙々(?)と作業をしていただきました(感謝です!)。
Before ↓↓↓
After ↓↓↓
途中「腐食中」の落葉の中に、この間勉強したばかりの「白い菌根菌(未確認です)?」や、貴重種「アリマウマノスズクサ」(小西さん発見)やらあり、久しぶりの杉林作業を終えました。写真は杉林のBefore/Afterと、「アリマウマノスズクサ」です。
10月3日の午前中、12月に予定の「ヤキイモ大会」用に、切り取った「檜」「杉」の木の「薪」作りに山に入りました。気温はほどほどで、気持ちの良い汗を掻きました。仕事の合間に、乾燥小屋の屋根に溜まった落ち葉、枯れ枝なども除きました。
薪割りをしていると、乾燥小屋の屋根に「ボコン!」と何か落ちてきたようです。風が吹くと何度も「ボコン」「ボコン」と音がします。最初はわからなかったのですが、「アベマキ」の実(どんぐり)が風で落ちてくる音でした。周りを見ると「洗い場」の下にたくさんの「どんぐり」が落ちていました。ほとんどが「アベマキ」の実でした。